不動産におけるリスクとは
不動産投資で失敗しない為にも、どんなリスクがあるのかを知っておいて損はありません。 物件を購入時、所有時、売却時によってリスクも違ってきますので見てみましょう。 まずは、購入時のリスクです。 購入前に知っておくことで、回避する方法も考えられますし、リスクを回避することも出来ますので購入する前に確認しておきましょう。 購入前には、費用のリスクがあります。 不動産の購入を検討しているのであれば、物件の価格以外にどんな費用がかかってくるのか気になるかと思います。 かかってくるのは「司法書士へ支払う報酬」「不動産仲介手数料」「国に納める税金」「融資を受けるのであれば、銀行へ支払う手数料」「保険料」等があり、全て合わせると大体物件の本体価格の8~10%となります。 また、欠陥住宅を購入してしまうリスクというのもあります。 例えば雨漏りなどの欠陥があると、物件自体の価値も下がってしまい入居率も下がり収入も十分に得られない可能性があります。 次に、所有時のリスクです。 ざっと書きますと、「空室になるリスク」、「家賃滞納をする入居者がいるリスク」、「家賃の下落のリスク」、「金利が上昇するリスク」、「かかってくる費用のリスク」、「火災が起きるリスク」、「地震や津波などの天災のリスク」、「賃貸の管理会社が倒産するリスク」、「事故物件になる可能性があるリスク」、「借金のリスク」があります。 立地などによって空室がある状態になってしまうかもしれませんし、相手は人間ですから家賃を滞納する人もいるでしょう。 入居者が火事を起こしてしまったり、近所で起きた火事に巻き込まれる可能性もあります。 天災で所有物件が壊れてしまう事も考えられます。 不況が続いている世の中ですし、管理会社が倒産してしまう可能性も無きにしも非ずですし、入居者の心的事情によって部屋で自殺をしてしまって事故物件になってしまうこともあります。 空室が続いてしまったり事情で働けなくなってしまって借金を抱えてしまい返済どころではなくなってしまうかも知れません。 投資には、こういったいくつものリスクがあるのです。