不動産を持っても面倒だらけ
不動産投資の何が面倒かというと、運営の手間とリスクですよね。 家賃滞納者への催促、空室時の対応、苦情対応……そういった手間やリスクが発生することを考えるとどうしても一歩を踏み出せないという方もいると思います。 しかし、そういったリスクを限りなくゼロに近づけてくれるシステムがあるのをご存知でしょうか。 それが、家賃保証なのです。 これは元々、連帯保証人を用意できない人のために代わりに務めてくれる会社を用意する制度の事を云っていたのですが、貸主側のリスクを抑えたり滞納金を回収する手間を減らしたりするために、間に賃貸保証会社をたてるケースというのが増えてきました。 貸主には、手間を減らしつつ安定した収入を得られるようになるというメリットがあるのです。 物件にもよるのですが、入居者が退去してから次の入居者が決まるまで、1ヶ月半程期間がかかります。 引っ越しは2年に1回程度と考えると6％癲度は収入を得られない期間が出来てしまい、物件が古くなれば長くなります。 それと滞納のリスクを考えると、この保証は非常によいシステムだと思われます。 場合によっては、退去者が出た時の部屋のクリーニング費用も負担してもらえるケースというのもあります。 クリーニング費用というのは長い目で見るとかなり大きな額になってきますので、こういった付加サービスの部分も含めて不動産会社を選んでいくと良いでしょう。 デメリットとしては、自分の取り分が減ることです。 家賃保証会社に一定の手数料を払う必要があるので、保証会社がリスクを取って代行業務を行ってくれるので収入が減ってしまうのは仕方がありません。 しかし、やはり運営の手間や滞納、空室のリスクと比べれば十分に許容できる範囲内と言えます。 手間を減らすだけなら管理会社を決めて同時に依頼してしまうという方法もあり、手数料も少なくて済みますが、空室時の収入は得られないのです。 こういった損失分まで考えて、どの方法がいいのかを検討してよりよい投資が出来ると良いですね。