利益にこだわると

失敗のリスクが高まるのは、見せかけの利回りに騙されてしまうことです。 資産を運用する場合、株式投資や国債の購入、預金などどれを選んだらいいか迷うかと思います。 その時に比較対象となるのが利回りとなっており、年に何%資産が増えるのかという数字によって運営方法を考える人もいるのではないでしょうか。 ではその「表面利回り」と「実質利回り」の違いはなんでしょうか。 不動産投資で重要なのは「実質利回り」を重視することで、家賃収入から更に不動産購入時の費用、固定資産税などの税金、不動産運営時の修繕費や管理費、ローンの支払い利息など諸々の経費を引き、更に将来的な物件売却時の売却益までを考慮して算出する利回りのことをいいます。 実際に始めてみないと分らない部分というのが多いのですが、表面利回りに騙されないようにすることが大切となってきます。 利回りの計算方法は「毎年の収入÷投資額=利回り」となっていて、利回りを高くするためには投資額の数字は変えにくいので収入を増やすしかなくなるのですが、では、不動産投資で収入を上げるにはどうしたらよいのでしょうか。 答えは、「家賃を引き上げる」です。 7万円が妥当な家賃だったとしても、10万円に引き上げてやれば見かけ上の利回りは上がります。 ただ、借り手がつかない料金設定だった場合は近いうちに破たんすることは目に見えているので、簡単に信じるのは危険ですので、そういった物件ばかりを取り揃えている不動産会社や業者を簡単に信用せず、リスクについてもきちんと語ってくれる、信頼のおける不動産会社を探すようにしましょう。 利回りを考える場合、実質利回りを調べようと思っても複雑になって厄介な問題になってしまうことが多いのですが、修繕費や管理費等を出来るだけ不動産会社側が負担をしてくれる相手を選び、サブリースで任せてしまった方が分りやすいかとは思います。 単に収入だけを考えるのではなく、不動産を所有することによって得られる減税の効果のことを考えることも重要となってきます。 こういった面にも注目してみましょう。

ホームページ テンプレート フリー

Design by